ワンドアツーロックの時代に生まれて

1door_2lock日本は世界に類を見ないほど治安が良い国ですが、近年その状況にも揺らぎが生じてきました。

侵入盗とは、空き巣や居空きなどの犯罪行為を指しますが、その侵入路の多くが「窓」と「玄関」であることは良く知られています。近年、住宅のカギが高度化するにつれ、侵入に使われる技術も高度化しました。ピッキングに代表される開錠技術は、ひと昔前まで鍵師だけが持つ特別な技術でしたが、社会の情報化するなかで一般化し、しかもそれが瞬く間に犯罪集団のなかへ広がっていったのです。今やピッキング技術とは、泥棒が住宅の侵入時に用いる技術として認識されるようになってしまいました。

パスワードマネージャー – トレンドマイクロ

昭和のはじめはご近所がコミュニティーとして機能していた時代です。しかしいつしか個人主義の名のものと近所同士のおつきあいは限りなく希薄になり、コミュニティーの関係性は崩壊していきました。お隣の人の顔が分からないという人だって、珍しくない時代になったわけです。

桜木町周辺の鍵屋さん

いっぽう、窃盗団はより高度な技術を用い、より用意周到に、より計画的に、より手早く「仕事」をこなすようになりました。よほど高い費用をかけたセキュリティーシステムを導入しない限り、侵入盗から財産を守ることは難しいというのが現実です。
一般的な住宅は、一度侵入盗に目を付けられてしまったら、その侵入を防ぐことはほぼ不可能でしょう。しかし、侵入盗に目を付けられない、侵入を企てられないようにする方法はあります。

ピッキング・空き巣を防ぐ [ピッキング・泥棒の対策] All About

ワンドアツーロックは、まさにそうした予防対策の代表です。多くの侵入盗にとっては、カギが二つでも三つでも開錠は可能ですが、カギが多ければそれだけ手間がかかることになります。リスクを避けたいという考えが侵入盗の本音です。侵入までに時間がかかることが明らかであれば、そもそも侵入を企てないというわけなのです。ワンドアツーロックは決して根本的な解決策とは言えませんが、それでも対策としては極めて有効なのです。